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(自分会議)「輪」なのかどうなのか。
しばらく自転車に乗ってないです。何故か。気候が読めないってのが一番大きいですかね。
「いざ!」って思うと極寒になったり、雨降ったり。
なんで、最近は登山とハイキングがメインな週末です。
「輪ログ」なだけに自転車紀行だけ載っけていこうと思ってたけど、去年くらいから「登山部」と「自転車部」が50:50くらいになってることに、さっき気づいたんでタイトル変更含め、少しブログの存在価値を自分会議しなきゃな。
というわけで、
先日、箱根の金時山へソロハイク行ってきました話。
いつものルートでと思いきや。
金時山は、もう4回位登ってるんでルートも大体分かってる。が、
大雄山駅のバス停で不審な情報が。
「昨年の台風あっただろ?あれ。でな、夕日の滝周辺のルートの一部が崩落してるんだわ。まあ、要はこのルート使えないんだわ。すまんな。」
なんと。。いつものルートが通れない。
バス停に居合わせた老夫婦は狼狽してて、地域の管轄部署に電話かけまくってる。
ひとまず、ネットで調べたら一つだけ行けそうなルートがあるんで、そこを今回使ってみようかと。
ただ、「健脚向け」って書いてあるのが気になるが。
(ルートのpdf ph)
ひとまずバスで地蔵堂バス停まで行きます。
自転車のないヒルクライム。
バス降りてから、もう一回ルート確認。延々、車道を登っていくスタイル。
うん、これはもう、ヒルクライムだよ。
ほら、ダウンヒルしてくるロードバイクがいるし。
なんかトレラン?部活? なんでこの激坂をランニングしてんの? 超人なの?
途中「足柄古道」とかいう登山道ぽい道が、道路挟んで現れるんだけど、本来はここ歩いていくのかな。
なんか崩落してたらヤダなと思って行かなかったけど、次回はこの古道ルートで登るのもありかな。アスファルト登るよりいいだろう。
あーそろそろ疲れてきた。
金太郎との邂逅
あ、駐車場とか見えてきた。ここが万葉なんとか公園だね。希望の丘って看板の先にドドーンと富士山見えました!
おお、登る気力が湧いてきた!さすが希望の丘。
ここからすぐに足柄峠・関所があるのかと思ったらまだ登らせる。
やっと関所跡だとか現れて、茶屋や小さい神社とか現れた。
なんだ、あのヤバい目つきのクマにまたがったお子様は。。。
古道から出現するハイカーがちらほらいる。
こっからさらに、林道を登りまくって、いつしか砂利道になり、やっと見覚えのあるゲートに。
天国への階段
ゲートからは、知ってる道なんで多少のアップダウンあるけど気持ち的にも楽だね。で、山伏峠で一服。なぜか崩落してて通行止めのはずのルートからひょこっと出てくる登山者。
どうやって来たんだ・・・
ちょいと休憩の後、テクテク歩いていくと現れるラスボスが現れる。オレが勝手に呼んでいる「天国への階段」。
鳥居とその奥の金時山ご本体。
頂上には絶対に伝説の老師とか究極の技教えてくれる亡霊とかいるだろうと思わずにいられない。
しかし、これを登れば、もう後は温泉と地元の海産物で宴。
十二支乗り越えて、登頂
階段には、それぞれ十二支のシールが貼られている。(ハシゴph)
そう、12本の鉄ハシゴを登らないといけないのです。しかも、ほぼ直角。
急激に高度を上げていくんで、後ろを振り返るたび外界が小さくなっていくのが壮観。
黙々とハシゴを登り、高度を上げていく。
「あれ? ねうしとらうたつみいぬ・・・さる・・・とり? いの?」
疲労で十二支が分からなくなりかけたとき、金時山山頂が見えてきた。
()
何度来てもいい山。好きです、キントキ。
気温は低いけど、かなり汗だくで頂上へ。雲ひとつない快晴だから、すげー人多いわ。。
じゃ、ひとまずビールで乾杯!!(一人で)
昼飯はどん兵衛。
さ、下山して温泉入って、美味いもん食おう!
サクサク下山。そして温泉へ。
下山はなんの不安もないんで、サクサク下ります。気づいたら、公時神社に着いてた。
茶屋の周辺でこの前までは見なかった、烏骨鶏?が放し飼いされてて少し和む。
駐車場近くに新しいトイレもできてるし、箱根が変わり始めてるんかな。
神社口から10分くらい歩いて箱根湯本に行くバスに乗車。
三連休の真ん中だからか、すげー混んでる。ほぼ学生カップルやグループてのがまた。うーんこの。
40分くらいで、箱根湯本駅に。 温泉までもうすぐ。
断然こっちでしょ。
箱根に来たら大概立ち寄る温泉「天山」へ。満員のコミュニティバスに乗って向かう。コロナウイルスて、なんなの?ってくらいの盛況ぶり。「いまなら空いてるだろう」って来てみたら激混みだった、みたいな。
この分だと天山も激混み、野戦病院芋洗い支部みたいな様相だろう。
しかし! 今回は違うう! 天山の施設の一つに湯船しかない建物があるらしいので、そちらに伺う予定。
9割がた、いつもの本館(?)に行ってしまうんで、今回行く別館は空いてるだろうと思うのよ。
そしてそのヨミが大正解。まったく人がいない!
しかもいい旅館の湯処のような素敵な佇まい。
え!? もうこれ、今後はこっちを定宿にしていいんじゃないでしょうか。
旧箱根街道を眺めながら、廊下を突き当たりまで行き、のれんを跳ね上げるとヒノキの湯船が目に飛び込んでくる。
横に脱衣所兼ロッカー。本当に「湯」を愉しむ空間。湯船は真ん中のヒノキ風呂と、熱めと温めの露天風呂が左右に。
温めの方は、駐車場への道からから丸見えなんで、そういうのが快感な人以外は立ち上がらないほうがいいかな。
あー、最高。最の高ですよ、これ。
汗流すだけなら、断然こっちでしょ。
そして小田原。そして自分宴会。
至高の日帰り温泉を開拓して、ほっこり気分で小田原へ。自分宴会(一人飲み)できるお店を駅前で探したけど、いい店見つからなかったんで駅ナカのお店に。
地元の有名な魚屋の系列なんで、旨さは保証できそうかな。
【海鮮茶屋 魚國】
ひとまず、一人飲み御用達の枝豆・マグロぶつ・タコぶつ・板わさあたりを。
それでは! お疲れさまでした!!
いや、いいね小田原。楽しくなってきたんで追加しようか。
地ふぐポン酢? ふぐなの? 小田原で? 頼まなきゃ!
地ふぐ、美味い。トラフグとかより見はやわいけど、鯛のような弾力。湯引きしてポン酢に合わせてるのがいい。
酒は、足柄は新松田あたりの酒造、瀬戸酒造の純米「音もなく」という面白いネーミングのものを。かなりふくよかな芳醇タイプでした。完熟しすぎなメロンのような。香りも味わいもリッチなんで、刺し身よりは肉かな。
他の「ぴいひゃら」「かくかくしかじか」なんかも気になった。ここの酒造はネーミングが面白い。
あまり呑むと、小田原で宿泊になりかねないんで、適当に切り上げて東京へ戻りますか。
いや、行きは不安が多かった今回の金時山だったけど、天山の隠れた顔も見つけられたし、小田原の「地のもの」を味わえたし、今回は今回でいい感じで締めくくれたんではないでしょうか!!
次は、筑波山で梅でも観るかな。