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12月は千葉の嘘。〜仮想ブルベ、“暴走”半島待ったなし〜


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夜明け前。なかなかお目にかかれない景色。






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始まりは雨。

今年春先に初のブルベを体験するつもりだった。
でも、ブリオさん風邪でダウンして、おまけに雨降って真冬並の気温になり、そんな中6:00前に袖ヶ浦の端っこ集合って、どんな無理ブルベなのってことで、やむなくDNS(Do Not Start)に。が、いつか、独りででもこのブルベのルートを辿ってやろうと思っていた。

それから事あるごとに、ブリオさんと「いつにしようかねー」なんて話てて、

「じゃあ、スケジュール入れちゃいましょ」って事になり今回(個人的なリベンジを兼ねて)【BRM401千葉200km(エイプリルフール★☆☆☆☆)】を決行とあいなりました。。

早起き

当日は、本当のブルベに近づけるべく、距離と時間を計算した結果、袖ヶ浦のスタート地点には6時到着、と。
ということは家はAM5時出発。。。。気温は2℃か。

・・・よし!死ぬにはいい日だ!!

4時に目覚めて、支度して、ブリオさん待ち。丁度5時位にブリオさんに拾われ、日も昇らない中アクアラインをひた走り、スタート地点である袖ヶ浦海浜公園に到着。

しかし、夜明け前って幻想的。



かなり風が強く吹いている。遠くには富士山。気温は5℃前後。

富士山、頂きました



・・・釣りしに来たんか?というシチュエーション。早々に自転車を組み立てて、準備完了。
いざ、スタート!!

凍結と自然の息吹

まだ日が昇りきらない路面は所々で凍結してた。そろそろと顔を覗かせる朝陽に、凍結した路面がキラキラして、綺麗。

しばらくしてコケる。



そんななか、ルートを一瞬ロスト。引き返す際にブリオさんツルッと転倒。きれいに滑ったんで、ダメージ少ないみたいだが、ひがのぼりきるまでは危険だと判断し、低速でルートを進んでいく。このゆっくり加減が後々に響いてくる。。。

どんどん林道へ押し入るルートでは、土からムンムンと立ち上る地熱の湯気。これも朝陽に照らされて、非常にフォトジェニック。自然の息吹、すげえ。

写真じゃわかりづらいけど、蒸気がモウモウと立ち上ってる




クイーンステージ

どんどん登る。それでも登る。また登る。少し下ってまた登る。え、これ、いつまで続くの?ってくらい。
まあ、ルート見てて薄々(!)感じてたんですが、普通に山岳ステージですよ。初心者向けのブルベじゃないですよ、これ。
・・・なんて事を自分でツッコみながら、まずは大福山。

怖いくらいに説得力ある



前に走った養老渓谷を過ぎ、例の鹿野山。で、下って少し平坦でまた山。

何故だか、前回よりはキツくなかった鹿野山。







こんにちわ。また来ました。





「この愛宕山を越えたら、もう鴨川だ!」愛宕山を超えて、鴨川の標識にテンションは上がる。

結構、こんな道多くてスピード出せませんでした



よく分からない【苔むした子の権現】のような激坂を登り終えて、二ツ山という山を越えて、「さあ、早くオレに輝く太平洋を見せておくれ!」と心躍らせた時、分岐に見えたのは「愛宕山」。
え? あたご、さっき、え? 愛宕山は2つあったのだ。

パッキーンと心折れた。

その後、2つ目の愛宕を越えて、ゾンビのようにただただクランクを機械的に回しながら、人間に戻ることを夢見て、ひたすら先へ進んだ。

人の心と鴨川エレジー

嶺岡での風景は、それまでの疲れを癒やす絶景だった。ポコポコと小高い丘や山が織りなす、連峰とも見えるその風景は、アルプスそのものだった。どこまでも雄大な景色。

前情報なしに見せたら、誰も千葉とは思わない。



ここは、千葉じゃない。中央アルプスだ。

人の心を取り戻したぞー



すっかり、人の心を取り戻し、下りに入る。そこそこ下った辺りで海が見えた。鴨川だ。

ああ、鴨川。ああ、太平洋。



しかし、夕焼けはとっくに過ぎ、辺りも暗くなってきた。どうする。勇気ある撤退か、意地でも完走か。
・・・完走しかないですよね。はい。

実はまだ夕方5時だけど

鴨川から山道へ入ると、もう街灯も少なく辺りはポツポツと民家の明かりが見えるのみ。
さらに高度を上げれば、完全に闇。でも、まだ夕方17時台

800ルーメンのライト買っておいて本当に良かった。

はい、まだ、17時台なんですよ



そして、見上げれば満天の星空。千葉でもこれだけ星が見えるんだ!ああ、キャンプしたい。

延々続く闇と坂道。ふと、学生の頃にランドナーで、深夜の箱根旧道を押して登った記憶が。
あれも結構怖さ満点だったが、今回も周りで野生動物の徘徊する音を聞きつつのヒルクライムが、かなり精神を削ってきた。

不思議なことにこのあたりになると、脚はかろうじて回る程度なのに、登っていても心拍は140から上がらなくなっていた。・・・オレはまたもやゾンビになっていた。。。

文明の光、ルミナリオの光。

養老渓谷の街道に並ぶ温泉宿の明かりが見えた!
俺達は助かった! ビバ文明!

この明かりがどれほど安心する光に見えたか



太田商店で暖を取りつつ、親父と談笑。なんだか、人間に戻れた気がして嬉しかった。さあ、ラストランへ出かけよう!
養老渓谷から高滝を経由して、袖ヶ浦に。コンビニで補給して、広域農道をゴールまで一直線。

ふと気づいた。
【ブリオさん、テールランプ小さすぎて見えないよ!代わりにオレのライトにブリオさんのジャージについたリフレクター照らされて人間ルミナリオになってる!】

そんなこと考えながら、しばしゾンビのように無心にクランクを回し続け、スタート直後に見かけた十字路、セブンイレブンが見えた。。。

信号で停まると、横には千葉名物のバイクに跨ったヤンキーズ。ああ、こういうのも含めて、オレは戻ってきた。

そして、ゴール。感動よりも、まず喜び勇んで暖かい車内へ逃げ込んだ。

後日談

あれだけ、疲弊していたのは実は精神的なものだったのだろう。
筋肉の疲れはあまり感じない。週末のトレーニング程度だった。

もしくは、セカンド・ウインドなのか。もうどうでもいいけど。

色々反省もあるし、ブルベがどういうものか分かったこともある。
また、暖かくなったら再戦しようと思う。次は足切りタイム内でゴールだ!!

お、なんだか、真面目にしめることができたぞ!!



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