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乗鞍はまだ少し遠かった。


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行きはよいよい



乗鞍高原。というか、長野県のあそこらへん、松本・安曇野の近辺には、並々ならぬ思い入れがある。はじめてのロングライドしかも、ソロで参加したAACR。そして、翌年はチームの皆で参加した。
鮮烈な水の圧倒的な水量と、奥にそびえるアルプスの山々は、それはもう強烈な印象を植え付けてくれた。

いい感じな前振り書けたところで、今回はというと、北アルプスの乗鞍岳に単身乗り込んでみました。
まあ、結果は、最後まで読んでいただければと。
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焦りだったのか。

松本までは、例の特急あずさ。でも、指定席は夏の登山シーズンやお盆と重なって満席。
輪行の特等席、車両最後尾を自由席で奪取せねばならん、しかも後泊無しなので早めのスタートにしたいので、始発狙い。
というわけで、自宅を出たのが当日朝5時。

6時ごろ着いて、特急あずさの始発は7時。でも、すでに2−3人並んでた。。。

定刻になって乗り込む。最後尾はキープできたんで、後はウツラウツラと松本まで。
立川駅についた頃には、車内に座れない人が溢れ出していた。さすが、ハイシーズンのあずさ。
それも、甲府駅あたりまで。段々人がはけていって、塩尻くらいにはかなり空いてました。

多分塩尻付近。午前中は、快晴。



松本駅は、快晴。日差しはかなりキツイ。
午後から天気が崩れるなんて信じられない。
が、まあ、山の天気だから可能性はある。ある程度覚悟しておこう。

あれ、なんか違う。

松本駅から自走するつもりだったが、時間はすでに10時を回ってたんで、乗鞍の麓にある私鉄の終点駅まで、輪行で行ってしまうことに。乗鞍岳や八ヶ岳方面への入り口である「新島々(しんしましま)」までは、ローカル線で30分。
女性の車掌さんに促されて、輪行バッグは車両先頭の脇スペースへ。

・・・ん? 脇スペースの反対でなんかバイオリン持ってる人が。
一瞬、状況を理解できなかった。

ん? 車掌じゃ、ないよね?



ただのバイオリン好きなのか、バイオリンのような別の器具なのか。

頭に「?」がいくつか浮かんだところで、車掌さんから、この電車が臨時の観光電車であること、終点まで長野・山梨を拠点に活動をされているバイオリニスト、牛山孝介さんが様々な曲を披露してくれることを案内してくれた。
いつもの、目的地までのシミュレーションを入念に行う移動中と勝手が違うソロ輪行。
バイオリンで「なだそうそう〜♪」なんて聴きながら車窓から見えるアルプスの山並みを眺める。
・・なんだ、これ。
間違えて、上高地で療養しちゃいそうな雰囲気になってきた。

上高地線のマスコット エンドウアズサさん。



死を賭したトンネル超え

「新島々」駅に着いて、輪行解いてスタートしたのは11時。始発で東京出て、最速でもこの時間になってしまう。
やはり関東一円を離れるなら、前泊したほうが絶対いい。
まあ、今回は予算の都合もあったんで仕方ない。午後の天気崩れるギリギリまで、乗鞍を堪能してみよう。

気温が東京の半分もない。



走り始めは、猛暑。日差しは容赦ないし、テンション上がってるから、ゆるい坂もガンガン行ってしまう。
途中で気づいてペースダウンし、いつものマイペースへ。
トンネルがいくつも現れる。
車が自転車を追い抜けないほど、どれも狭い。
しかも、そこそこ長い。
自転車がトンネルは入れば、後ろはたいてい渋滞だ。すまん。

はじめのうちは、少しペース上げて少しでも早くトンネル抜けるように心がけていたが、標高が上がるに連れ、トンネルの保全状態が悪くなってくる。アスファルトがガタガタ。側溝は、溝が縦(!)でしかも、側溝が30cmくらいすっぽり抜けてる箇所もある。
照明も800ルーメンのライトが頼りだ。

25Cでも気を使ったんだから、23Cだと、かなり怖い。



「やばい、慎重に走らな死ぬ。」

後ろの渋滞を気にしていたら、こっちが事故死するようなレザーズエッジな状況だったんで、コントロールが乱れないスピードで固定。
「トンネル内で分岐とか、自転車に死ねって言ってるの?」

「あー、これな。
完全に走っちゃいけない道だわ。」


全長1kmくらいの長く狭いトンネルを2〜3本、生きた心地なく通り過ぎたあたりで上高地と乗鞍への分岐が現れ、その頃にはだいぶ高度も上がってトンネル地獄も終了。

まだまだ行けそうです。



しかし、次にはさらなる試練が待っていた。

天気と坂と私

乗鞍岳への分岐を曲がり、乗鞍スカイライン方面へ。
途中には、マイカー規制用のシャトルバスが待つ観光センターがある。だいぶ車は減ってきたんで、上高地行く連中のほうが多かったのだろう。
それでも、乗鞍方面へ行く車もまだまだ多かったが、トンネルがないんで全然、精神的に楽。
観光センターを過ぎると更に車の数は減ってきた。

どんどん高度を上げていく中、どんどん空が黒くなってきた。
「切りの良いところで撤収するか。」と決めつつ、登れるところまで行ってみることに。

う〜ん、そろそろやばいかなー。



ペンションエリアにつく頃にパラパラと降ってきたが、すぐ止んだので続行。
時折10%くらいの勾配があるけど大体は5%くらいの勾配が延々と続く。休憩ポイントがないんで、晴れは晴れで日差しを避ける場所がないから辛い。

ああ、晴れてたらもっと気持ちいいのに。



「そういえば、今年のツールでも、どっかの山で雨降ってたな。あー、今オレは一人でアタック仕掛けたクウィアトコウスキーそのものだわ。
彼の乗り移った俺に、雨と坂は大した障害ではなくなった。

更に高度を上げて2000m付近で、結構降ってきた。
途中でレインウェアを羽織って、この先にあると思われるレストハウスまでは登って、下りは輪行してしまうことにした。

降ってきた!



雨のダウンヒルってだけで、相当精神削られるのに加えて、行きのあのトンネルをまた超えるのは、自殺行為にほかならない。
雨脚がきつくなる中、なんとかレストハウスに到着。

誤算

レストハウスでは、頂上から戻ってきたらしい登山客やサイクリストが雨宿りしてた。
俺も、軒先に自転車置いて昼飯食べることに。

結構降ってきたけど、一応撮っておかないと。



降ってしばらくはレインウェア着ていなかったんで、中もビッショリ。
トイレで着替えて、さっぱりした状態でソースカツ丼を頬張る。カツが肉厚で美味い。もう少しソースをタプタプにしてほしかったがまあいい。

高原のレストハウスにしては、肉厚で美味かった!



食べ終えて、一応路線バスについて店員に尋ねてみると、新島々駅まで行くのは、10キロ弱登った登山口付近か、4〜5キロ下った観光センターに行かないとダメらしい。
どっちも地獄だわ。こりゃ。

距離で行ったら下るほうが断然短いし、早いからひとまず観光センターまでゆっくりダウンヒルしようかと外に出たら、タイあたりでよく見かけるスコールのような豪雨。
雨樋から、滝のように雨が流れている。。。

もう、こうなったら収まるまで待つしかない。



しばらく雨宿りしてたら、その豪雨の中、頂上から戻ってきた命知らずなサイクリストも数人。

小一時間くらいザンザン降って、登っていたときくらいに雨脚が弱くなったんで、そそくさと観光センターへ安全ダウンヒル。

観光センターについた頃には雨も上がって、輪行の支度を整えて後30分くらいでバスが来る時間に。

サイクリストは俺一人。



なかなかハードな展開を見せた乗鞍。午後から天気崩れるのわかってるのに強行した手前でなんだけど、かなりな失意の撤退劇だ。
バスに乗り込んだのは自分と数人の登山客のみ。

行きにくぐってきたトンネルを、車窓からぼんやり眺めてた。
対向車スレスレの道路幅。危険なグレーチング。入ったらしばらく見えない出口。

バス2台すれ違えるのか、勝手に心配するレベル。



「ああ、ここ、やっぱり自転車で通る道じゃねえんだ。。ねえんだ。。ねぇ。。」

あずさで反省会(一人)

いつの間にか新島々駅に到着。
電鉄に乗り換えて、松本に着いたのは19時頃。うん、帰りは予定通りだな。

酒とおやきを買って、車内で一人反省会開始。

おやき、やはり美味い。大雪渓も美味い。



いやはや、今回はついカッとなっての乗鞍詣りだったんで、色々予習不足な部分もあったんで、来年は、万全の状態で行くぜ!

乗鞍スカイライン頂上付近から、岐阜高山に抜けるルートや、上高地を泊まりつつ周るルートも面白いかも。

ひとまず、久々に命張ったツーリングでした。はい。

<反省点>

・天気予報に少しでも不安があったら、考え直す。
・新島々駅からは、無理にトンネル通って自走しようとしない。普通にバスで観光センターまで登る事。
・ダウンヒルは、8月であっても幾分肌寒い。ウインドブレーカーはあったほうがいい。
日帰りはキツイ。前泊が望ましい。

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