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オリンピックロードは死の香り 2018 Team OTHUSHA 秋合宿


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毎回、えらい建物に泊まってます。




毎年恒例になりつつある、チームの季節合宿。
今年は、猛暑やら、俺の都合やらで9月になってしまった。
行き先は、山中湖。
高尾辺りから、道志みち通ってーみたいな、お気楽なコースのはずだった。
だったんだけど、つい、カッとなって2020年東京オリンピックのロードレースはこのコースになるであろうと言うルートを組み込んでしまったばかりに、冬の鴨川合宿に通じるクイーンステージとなってしまった。




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はじめまして、飛田給。




ここらへん、広い公園多くて素晴らしい。アピデュラはほぼ満タン。




オリンピックロードレース(以下ORR)は、飛田給の味の素スタジアム裏手にある「武蔵の森公園」というところがスタートになるらしい。なので、スタートはそこにしてみた。
初めて飛田給ってところに降り立つ。
味スタから、更に奥へ進んでいくとだだっ広い公園が。ここか。
家から自走で、ここまで来たブリオ夫妻と合流して、スタート。
モリーニョは八王子での合流だ。今回は総勢この4人の合宿になる。




RideWithGPSで作ったルートを元に、ナビ通りに進む。
しばらくは片側1車線の市街地走行。うむ、パレードランということか。
ICU(国際基督教大学)付近で、折り返すように曲がり一路、尾根幹方面へ。




一回、参拝に来たけど、普段は静謐な感じでいい。




府中の大国魂神社を大きく曲がり、多摩川を目指す。
多摩川あたりに出るまで、ずっと市街地。
しかも、そんな広くない。ここを時速50kmくらいのトレインが駆け抜けていく姿を想像すると胸が熱い。




はじめまして、尾根幹(おねかん)。




多摩川を渡ると、やたらロードバイク乗ってる奴らが増えてきた。
「ははぁ、ここらへんが尾根幹とかいうあたりか。」
そう、俺は尾根幹というエリアが初めてだった。つい最近まで「おねみき」と読んでいたくらいだ。




実際の尾根幹とはどんなところか。
一言で言うと、地味な登坂を繰り返す、ストイックだけど、車両もそこまで多くない走りやすい道。ってところかな。
なぜ、あんなにロードバイク乗りが押し寄せてるのかは、よく分からない。
何かの練習なんだろう。




路肩も広いし、適度なアップダウンの連続が、トレーニングにいいのだろう。
イベントかブルベのコースかって位、自転車乗りがいた。




この、尾根幹で削った体力が後々に傷を残していくことに、このときの俺はまだ気づかなかった。




ここも夢の国。




ザクザクと坂を登り、尾根幹とバイバイして、多摩センター方面へ。
ピューロランドを横目に眺めつつ、モリーニョが待つ八王子に向かおう。
多摩センターからは、北上するように青梅街道方面へ向かい、あとは道なりに八王子だ。
尾根幹マジックで、すでに1時間ちょい八王子着が遅れている。
実際八王子に着いたのは、12時近く。高尾山口への到着予定時刻だった。




着いて早々、モリーニョと合流。
そして、モリーニョは合流直後にランチというシチュエーション。
駅近くのお店で、八王子ナポリタンというものをいただく。
玉ねぎのみじん切りが乗っかった、トマトソースパスタだ。
B級のケチャップナポリタンより洗練されている、八王子名物(?)を堪能。




玉ねぎみじん切りはなかなか斬新。味付けはもう少し下品でもいい。




ここから、高尾山口を過ぎて最初の峠、大垂水峠超え。

相模湖手前で、津久井湖方面へ折り返しつつ、道志みちへと入っていく。




あ、この道、覚えてる。




荒ぶる道志みち。




道志みちに入ってからのルートを前回を反芻しながら、先の道を想像する。

いくつもキャンプ場を超えて、地味な上り坂を消化し、まずは、一本目の峠。

記憶のなかで、この峠が最後の峠とごっちゃになってた。




天高く、馬肥ゆる、秋の空












まだ、役所も、前回入ったレストランも、道の駅も見えてこない。

おかしい。まさか、店は閉店したのか?役所は移転したのか。道の駅はそろそろ見えてきていいはずだ。

地味な上りは、未だ続いている。




この後も、軽い上りを繰り返し、同じような街道を進みながら、ひたすら覚えのある景色に出くわすのを待ちわびながら
ペースは落ちていく。
荒ぶる道志みちに、すっかり翻弄され、日は落ちていく。




やはり、今回もナイトライド・ナイトヒルクライムか・・・




夜中の道志は別の顔




いつになっても現れない、記憶の中の風景。
日が落ちかけて頃に、ひょこりはんしやがった。
もう、この頃から「早く宿に着きたい!」の気持ちが優先して、あまり写真を撮ってない。




「え? こんな奥まで走ったところだったっけ?!」
「なんか、以前と違うルートを走っていたんじゃ?!」
「なんか、もう、疲れてきた。 キャンプ場に泊まりたい。」




いくつもの自分が脳内でわめきながら披露した精神状態で、ひたひたと山中湖へ向けて走り続ける。
道志の道の駅へ着いたのは、もうとっぷりと日が暮れた頃だった。




この日は花火大会らしく、近隣のキャンプ場や、近所の住民がこぞって道の駅に集まっていて、遅い夏祭りのよう。
花火を眺めたい所だが、先を急がねば、夕飯を食いっぱぐれる恐れもある。
花火目当てで、下り車線は大混雑。合間を縫って、先を急ぐ。




「これが、最後の峠だわ!おっしゃ!」を2〜3回繰り返して、ほとんど燃えカスのような体力で、峠を越える。
状況は、前回とそんな変わらない。ナイトランで峠道というあまり出くわしたくないシチュエーション。ただひたすら頂上にあるトンネルの明かりを目指して、漆黒の中、ライドは続く。




そろそろ、本気で道路に寝てしまおうかと思った頃、坂の上にトンネルらしき、ぼんやりとしたナトリウムの黄色い灯りが見えた。




宴 UーTAーGE




黄色く照らされたトンネルを超えて、後は山中湖まで、軽快なダウンヒル。

やはり、山中湖に日の高いうちに着くことはできたかったが、もう、そんなことはどうでもいい。




【温泉】と【バイキング】




このパワーワードだけが心と身体を支えていた。




途中で農道を抜ける際、何かに引っかかったのだろう、ホイールが回らなくなり焦ったが、
トルクかけたら回復したし、フレも出てないのでそのまま【温泉】【バイキング】に向けて、走り続けた。
(後日談だが、ケイデンスセンサーが、ホイール側に傾いてたらしく、回転を止めてたみたいだが、タイラップが切れて本体もなくなってた)




那須同様の丘の上にあるホテル目指して、頂上ゴールスプリントで最後の体力を使い果たし、片付けもそこそこにバイキングへなだれ込む。




バイキングにエビチリは欠かせないだろう。エビ率多め。




バイキング会場は、一回転目が終わったあたりで、適度な混み具合。
その場であげる天ぷらや鴨汁、北京ダック、エビチリ、パスタ。
疲れを癒やすには最適な、憎いレパートリーを取り揃えて、俺達の到着を待っていたというわけだ。




漫画ワンピースの大団円な宴のシーンよろしく、食いまくり、飲みまくった。
中でも、地元に近い御殿場でその名を馳せたキリンのウイスキー「富士山麓」のハイボールが、あまり飲めないモリーニョに高評価。ブリオさんにもその美味しさは派生して、「富士山麓うまいー」のコールをいただきました。




やはり、山の天気




いや、抜けるような青空でした。少し雲あるけど。




朝飯も、豪華。もう、今日はココでプールでも浸かって終了にしたい。




翌朝は、抜けるような快晴!
せっかくなので、別料金の離れ露天風呂に潜入しつつ、帰り支度。
今日は山中湖を約半周しつつ、河口湖へ抜けるルートを考えてたんだけど、どうも天気が午後から崩れるらしい。こんな快晴なのに。
いや、でも乗鞍もそうだった。さすが山の天気だ。まあ、行けるところまで行ってみて、やばそうならリルートしよう。




ホテルをあとにして、一旦山中湖畔のセブンイレブンへ。
補給食料など買い込んで、スタート。
山中湖から河口湖へのルートは、少し上りはあるものの、基本は緩やかな下り基調なんで、非常にのんびりなサイクリング気分が楽しめる。
しばらくは別荘地の木漏れ日の中、しばらく走ると開けてきて、山中湖のパノラマビューを横目に走れる。
途中、道の駅で休憩したところで、これからのルートを相談。
やっぱり天気悪くなるんで、御殿場に下ることに。




だんだん雲が厚くなってきた・・・












ということで、予定変更!




御殿場に下るということは、途中の籠坂峠の上りと、長い長いダウンヒルが続くことになる。

この最中に雨が降らないように祈るばかりだ。




昨日の山伏峠ナイトクライムに比べたら、籠坂峠は土手にある進入口くらいなもんだ。サクサク登って、ガンガン下る。下りきったあたりから雨がポツポツやってきた。そのうち、御殿場駅の表示も見えてきた。
御殿場駅について、駅舎の端に展示してある機関車前で一旦ゴール。
ひとまず、ランチにしつつ、近くの日帰りスパに立ち寄ろう。




こんな蒸気機関車あったなんて、前回はまったく気づかなかった。




道すがら、静岡県民の心の友、ハンバーグの「さわやか」があったんでランチにしようかと思ったけど、なんと6時間以上の待ち時間だとか。無理だ。




ハンバーグは別の機会にして、スパへ。
建物の見た目は、かなりくたびれた感漂う佇まいで、一瞬ひるんだ。
しかし、中は普通。というか、あまり人がいないので、貸切状態に近かった。
一番広い浴槽が何故か、冷たいプールというエキセントリックな配置だが、露天あり、サウナあり、炭酸泉ありと、なかなか楽しめる内容だ。
休憩施設もしっかり付いているし、宴会できる居酒屋スペースもある。




遅いランチで、この施設一番人気のにんにくラーメンをいただく。
味噌ベースのラーメンに、揚にんにくゴロゴロ、刻みニンニクドバドバ。
疲れた身体には、美味しかったが、明日が怖い仕様になっていた。




次郎系にありそうなルックス。




ひとしきり、今回の合宿を振り返ってたら、とっぷり日が暮れてきたんで、宴会終了。
ポツポツと雨の降る中、御殿場駅へ向かい輪行支度。
国府津あたりで、かなり雨脚が強まってきた。車窓を伝う雨水が尋常じゃない。
モリーニョが駅から自宅への移動をどうするか心配している。
結局、いい解決方法もなくモリーニョは大船で乗り換えて自宅へ帰還。
そのうち残った俺とブリオ夫妻も、東京駅に到着。
俺は、車内で飲んで良い心地なので家まで輪行。特になんの心配も無し。
ブリオ夫妻は東京駅から自走する様子だ。




オリンピックロードレース、期待できるな




なかなかなハードなオリンピックコースと道志みち。
レースの当日までに、窯会ルート変更はあるかもしれないけど、それでも、かなりハードなコースになることは間違いなさそう。
尾根幹で、道志みちで、山伏峠で、須走付近で、富士スピードウェイで、どんなドラマが見られるのか、ちょっと想像しながら走ったんで、ハードだけど楽しい合宿だったなー。




皆さん、富士スピードウェイで逢いましょう!(ホントか?)




《なんか、結局の所、ほとんどオリンピック関係ない・・・単なるツーリングのような。。ね。 うふふ。》









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