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ツールド東北 北上フォンド(その2)TO MO DA CHI ありがとう!


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ドキュメンタリー風、重くなりがちなんで止めます。

雨降る中、すげー人数が集結してた。
もう、日本ではトップイベントの規模だろ、これ。

スタート地点までは3−40分かかったかな。
やっとスタートラインに並んで記念撮影。

そして、スタート!
まずは、市街地を走る。もう、ビショビショ。
雨の中、沿道からは、声援をかけてくれる地元の人達が。
とりあえず、必ず応えたよ。
沿道にいた子供ともハイタッチ!(かなり痛がってた。。ごめん。)

女川あたりは、復興のさなかでした。
盛り土をして、堤防を作って、役場も駅も周辺の施設も、
新しく再建されつつあったんだけど、最初はあまり実感なかったです。
ああ、色々工事してるなーくらい。
原因が繋がらなかったんだ。
ココらへんはすべて飲み込まれたんだ、
という事実がすっぽり意識できなかったよ。



役場に掲げられていたスローガン。
「女川は流されたのではない。新しい女川に生まれ変わるんだ。」
イベントのテンションで、気づかなかったです。

道の途中途中に、霊園への入り口があるのも、
やっと合点がいきました。
第一エイドステーション(AS)JR女川駅は、もちろん新築。
なんと、日帰り温泉施設が併設!
結構本気で入ろうかと思ったが、
この後風邪引くんでやめた。

生まれ変わる、女川のシンボルになってほしい。

生まれ変わる、女川のシンボルになってほしい。



向かいの、浜の方には道の駅のような市場もできて、
活気を取り戻しつつある。

サンマつみれ汁、いただきます。

サンマつみれ汁、いただきます。



ASではサンマつみれ汁が振る舞われた。冷えた体には嬉しい。

で、ASからほどなくヒルクライムステージ。
そこまで辛くないのは、ポジショニングと呼吸だ。
この夏にクリス・フルームのマイペース走法をじっくり見せてもらったからな。

大体みんな、強がって(!)ガンガン踏んで登ってくんだけど、
途中で折れは追い抜きます。
雨なのにダウンヒルで調子に乗ってスピード出すシロートが多かったけど、
マイペース。次の坂で確実に追い抜いていきますよ。ふふん。

ホタテ。うますぎでしょ!

ホタテ。うますぎでしょ!



第2ASは焼きホタテ。・・・うますぎ。もう2個欲しかった。

この後は、常にアップダウン。
もう、フルームが憑依していたね。

幾度化のアップダウンの後の、大きな橋のあたりから開けてきた。
多分、ここらも飲み込まれていたのだろう。
堤防、道路、仮設住宅。全て新しい。
しばらく、海沿い。
構造物の廃墟などはほとんど見ることがなかった。
気仙沼の方まで走ったら、違ったのかもしれんが。

フルームの魂が、今、東北に!

フルームの魂が、今、東北に!



そしてまたヒルクライム。

結構登ったな、というところで折り返し地点で第3AS。
ランチとして、チモトのおばちゃん特製シーフードカレーと、ノンアルビール。
海の幸ごろごろ。

20161003234144

折り返しつつ、またヒルクライム。
驚いたのは、リーモーさんがかなりパワーアップしてて、
あまりちぎれずついてきていた事。すごいよ、リーモーさん!

途中まで戻って、第4ASは甘い茶碗蒸し。
ブースには、Trekの別府選手や、ベルマーレの宮澤さん、うじきつよしさんなど
有名人もちらほら。写真取ってもらえばよかったかな。。。後30km弱くらい。

行きの大橋を渡り、ストレートな道が続く。

途中で、US.ARMYの高速トレインが追い抜いていこうとしてたんで、
それにくっついていく。爆速USA。
どんだけスピード上げてんの?ってくらい、ガンガン追い抜いていく。

それでも坂でスピード落ちてきたんで、すかさず、アタック!
激坂を制したホアキン・ロドリゲスが、突如憑依してきた!

一人で逃げを決める。敢闘賞ものだ。35kmペースで引き離す。

残り5kmくらいか、US.ARMYのカーネル(勝手に名付けた。多分、リーダー)が
一人で追いついてきた。

「まじか! チームいいんか?」と思いつつも、
面白かったんで、一旦引いてもらう。
「引いてもらう」事が、こんなに楽だと初めて実感。

ローテーションで、今度は前を引いてやろうと、
前に出ようと、アタックと勘違いして、潰しにかかってくる。

スプリントかよ!カーネル!

ほいじゃ、タイミング見て、スプリントやってやろか! と思ったらゴール。

最後は、お互い笑顔。最後の数kmが一番面白かった!

You, very strong! って声かけたら、
Oh You too! you too! だって。

いい思い出できました。

完走証もらったその場で、近くにいたボランティアがこぞって拍手してくれた。
なんだ、これ。嬉しい。照れる。
おまけに、メディアはよくわからんがインタビューされる。
なんかでOnAirすんの?

帰りは、かなりバタバタでした。
仙台に7時ころ戻って、お土産見繕って、
飯食うところはどこも並んでるから、弁当買って新幹線に。

心地よい疲れ。 自転車配達便、うらやましい。

心地よい疲れ。 自転車配達便、うらやましい。



23時ころ東京。森さんとホームでお別れ。

安曇野も良かったけど、仲間と走るのもまた、いいよね。
ありがとうカーネル! ありがとうUSA! TOMODACHI!

ありがとう宮城。イベントかどうかはわからないけど、また来るよ。

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