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久しぶり、新潟
新潟シティライドへ出るため、十年ぶりくらいに新潟へ。あの頃は、こんなに「酒どころ」だなんて知識はなかったわけで今回は堪能します。
今回は東京駅まで自走。そっからお弁当買って一路新潟です。
「弁当よーし! ビールよーし!!」
後は、ほろ酔いになったところで
AmazonPrimeで「MADMAX〜怒りのデス・ロード〜」を鑑賞してるうちに自動的に新潟に到着予定です!
酒三昧、魚三昧。
MADMAX。俺の知ってるメル・ギブソンの面影は全然ないけど、武論尊が一枚噛んでそうな世紀末っぷりで、これはこれで面白い。しかし、途中の長いトンネルとかあったんで、ラスト30分くらい残して、新潟に着いてしまった。
憎いくらいに晴れ渡った新潟駅前を、ひとまずホテル方面へ。駅から3分位で大変便利なサンルート新潟が今日のお宿です。
自転車預けて、いざ酒蔵へ!
下調してホテルにほど近い場所に酒蔵があることは分かっていたんで、さっそうと向かう。着いた酒蔵は、今代司(いまよつかさ)酒造。リノベーションはしていたが歴史を感じる店構え。中はすっかりモダンなお土産売り場になっていた。品揃えも、牡蠣専用とか、なかなか趣向を凝らした品揃えで面白い。
なんと言っても、酒蔵見学(と一部試飲が)が予約不要でできると!!なんて素敵なおもてなしだろう!
酒蔵に入るのは何回目だろう。貯蔵室から逆に回る感じのルートだ。
白髪交じりの蔵元さんが直々に案内してくれました。詳しいレポートは省くがお近くにお越しの際はぜひ立ち寄って蔵の歴史を知ってほしい。
感動の酒蔵めぐりを終え、一息ついたところでチームの皆と合流。
ひとまず、決起会の会場で明日の安全運転を誓いつつ盛り上がる。
…さて、自転車の話をそろそろしようか。
イベントへの姿勢を少し変えてみた
今回は、いつもの自転車イベントと趣向を変えて、コースを全く予習しないで挑もうと思っています。そんなわけで、送られきたマップもホテルからスタート地点を確認するのに使ったくらい。変な先入観なしに知らない土地を走るのが、どんなもんかの実験です。
先に結果を言うと、これはこれで面白いし、ありだと思う。確かにソロ参加だとある程度迷いそうな二股とかあったけど、グループなんで誰かがルーティングしてくれてる(と信じている)。
そんな感じで、今回は後ろをくっついて行くことが多かったんで疲労も少なめでゴールできたのも「ノールックルート戦法」の妙味ではないだろうか。
※決起会の会場は新潟で人気のお店らしい「いかの墨」。“新潟来たら、ここ!”なんて人もいるみたい。
既視感。
結構早く目が覚めた。快晴ぽいので安心。ひとまずスタート地点へ向かう。
スタートして、しばらく市街地を走る。そのうち川沿いへ向かい、なかなかのビューポイントを走るのだけど、何故か知らぬ土地を走っている感じがしない。
川幅や途中の鉄橋…「なんか、荒川土手?」
周辺の様子なんかも、そう思うとすべて似てくるのが不思議なもの。既視感をいだきつつ先を急ぐ。
川沿いを河口へ走っていくと、日本海が見えてきた。
工業地帯を縫うように走り抜けて、グルペットはいつの間にか海岸沿いの、これまた素晴らしい道をひた走る。そのうち防風林地帯に入り、所々で砂浜への入り口が見え隠れする。
…「ん? 幕張〜稲毛あたり? いや、鴨川周辺?」
またしても、既視感たっぷりな景色が流れていく。不思議だ。
新潟にいると思いたくないのか?俺の脳。。
剣と魔法の世界。もしくはヒーロー映画。
砂浜を横目に走っていたと思ったら、いつの間にか小高い山超えだ。
海を、山を、巻くように作られた道は、どこかファンタジーな雰囲気を醸し出してて、今にもドワーフとオウガが戦いそうな、もしくはどっかのヒーロー達が地球を守ろうと戦いそうな崖を、サクサクと超えていく。
そして、何ということでしょう!
山越え、山頂ゴール付近には懐かしい(!)富山で固い握手を一方的に交わした「悪魔おじさん」が出迎えてくれた!!
絶景を堪能し、レジェンドに邂逅したチームは、新潟の真骨頂を体験しに内陸部へ。
内陸はさすが米どころの田園地帯。そしてサラダが。
景色は一転して、一面の稲穂。穀倉だ。
最初のエイドでは甘酒やお饅頭、金つばなど、甘い物メイン。ここで塩むすびもありだったと思うので次回はそこらへんよしなに。
更に穀倉地帯をひた走る。たまに信濃川を渡ってみたりもするが、基本は広がる田園風景。広い。ただただ広い。段々、無心になってくる。
少しトリップしかけたところでちょうどよく次のエイド。ここではカレーがいただけた。ここでのポイントは、付け合わせのサラダだ。
このサラダ、餃子みたいな味付けで非常に食が進む。これだけでご飯食えるんじゃないか。どこで売っているドレッシングなんだろう。聞いてくればよかった。
餃子サラダ(仮)に、後ろ髪惹かれつつ次のエイドへ向けて、チームはひた走る。
海底を進む。
いつの間にか120kmも後半戦。ほぼ平坦なんで、まだガソリン入ってます!最後のエイドは干潟の観察センターみたいなところ。すんごい濃いにんじんジュースと銘菓「オニバス」フィナンシェ。
休憩もそこそこに、ここから日本海へ向けて更に距離を伸ばす。
だいぶ走って、河口の結構長い橋を渡れば、大きな貨物船などが泊まる工業地帯。路地をくねくね曲がっていった先で、皆自転車を降ろされる。で、トンネルを下る。すると。。。。
海底トンネルでした!
2kmくらいあるのかな。ひんやりとして地上のトンネルより静かで、過ぎ去る景色はVJがなんか流してるのかと思ってしまいそうな、サイバーな空間だ・・・楽しすぎる!!
トンネルを抜けたら、もうすぐゴールらしい。
ゴール。そして地元の銭湯へ。
サイバーな空間から、現世に引き戻されてつかの間、見覚えのある橋を通過し、ゴールが近いことを知る。いや、今回はルートを全く予習しなかったが、実に面白いロングライドになった。まあ、これもチームの皆がうまく先頭変わりながら引いてくれたからなんだが。うふふ。
なんてことを考えてたら、スタート地点の入り口へ戻ってきてしまった。
「みんな! 一緒にゴールしよう!」
「チームスカイやろう!」
TDFのフィナーレでチーム4人横並びになって、優勝したチームスカイのように肩を組んでゴール!舞い上がってるってのはこういうときだけでいい。
ゴールして、しばら会場周辺をダラダラ見学した後、駅の方面に銭湯があると調べておいたんで、そこで汗を流すことに。行ってみたら、ガチの銭湯だった。
実家のあたりにありそうな銭湯は、小ぶりだけど、浴場には燦々と日が入り明るい。お湯もふんだんに流れ、開店すぐなのか空気も“もやって”ない。まさに心も洗ってしまえてるみたいな、クリアな空間だった。お湯はもちろん激熱だ。
しっかり日焼けで真っ赤になってたモリーニョは浴槽には入れず、熱湯風呂の縁で「押すなよ!」と叫ぶダチョウ倶楽部のようなポーズで、尻だけ湯に入れてた。
いいね新潟。また来るよ。
汗を流してさっぱりし、少ない時間だが打ち上げしようと入った店が、これがまたいい店で再訪を誓う。しっかりタンパク質を補ったあたりで、みなそれぞれ帰路につく。
いや、おぼろげな記憶を補完するような感じでやって来た新潟だったけど、まだまだその魅力を感じ取れてないままだ。ぜひまた来たい。来年、日程さえ合えば。
という普通の締めくくりで、俺は一人新潟に後泊するのでした。ウフフ。