雪の大垂水峠、からの相模湖、からの温泉物語

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なかなかの人造湖。スワンに乗ればよかった。

またまた、所属チームでツーリングに。
前日に雪が降ったにもかかわらず、果敢に峠を攻め、
温泉で宴会するという、我がチームの真骨頂ツーリングを敢行してきました。

まずはお決まりのショット。

高尾山口駅からスタートして、まずは雪景色の中、大垂水峠を攻めます。
スタート地点のコンビニで、 早速トラブル。
イノティアのリアディレーラが、うまくシフトチェンジできないと。
よくよく見てみると、リアディレーラのシフトワイヤーが破断寸前。まさに鋼線1本でつながっていました。。

「フロントディレーラの変速だけで、やるしかないっしょ」

・・・漢だ。イノティア。鼻水すすってるけど。

しばらく平地を進むと、早速緩い勾配が続く。
時に急勾配になり、また緩くなりを繰り返す、ここが大垂水峠。
しかも、結構な雪景色。寒かった、けど綺麗。

樹氷、まではいかないけどキレイ。

イノティアがついてきてたけど、モリアーティが結構千切れてる。
どうしたんだ？　モリアーティ！　箱根での君はどこへ行ったんだ？！

そんな感じで、タラタラとチームは相模湖を目指す。
相模湖は快晴。始めてきたとこだが、なかなかの風光明媚さ。

高尾山口駅から30分位。いい場所だわ。

しばし、その景観に見とれて、お昼ご飯にいい時間になってきたんで、第一チェックポイントの「オギノパン」へ。

幾度か上りを超えて、道志みちと宮ケ瀬との分岐を超え、山道の途中に忽然と現れた人だかり。

でかい工場から、甘いパンの匂い。想像してたよりもスケールのでかいオギノパンに圧倒されつつ、名物のアンパンを買い、小休憩。そして、本格的に飯食うために、すぐ近くのステーキハウス「STUMP」へ。

そのステーキハウスはオギノパンから少し離れた、これも山道の途中にポツリと現れた。
見た目、都内の美容室のような外観だ。中へ入る。

チーム全員、ハンバーグを頼んで、その旨さに舌鼓をうつ。
なんで、この山ん中にあるのか、不思議なくらいだ。

山間で、まさかの旨さ。

十分栄養を補給して、ステーキハウスから、宮ヶ瀬湖に向かう。
道は、長いトンネルとなかなかの勾配で結構しんどい。合わせて、山の影で、気温も下がる。
道も除雪されてない箇所もある。このツーリングで一番神経使った道だった。

途中、アイスバーンにすっこけたバイクを起こしたりしながら、
なんとか、宮ヶ瀬湖畔に。湖畔の吊橋に前から行ってみたかったんで、寄り道してみる。

曇り空で残念。

歩行者のみの吊橋なんで、向こう岸までは行かなかったけど、なかなかの景観。

宮ケ瀬からは何度か通っている道で七沢温泉経由で秦野へ。ここらは、なんの問題もなく快適に走り抜ける。
それよりも、その先だ。

秦野へ向かう246にある峠道は俺にとって積年のリベンジの相手。

今回はもちろん勝ちにいきました。

峠道の中間でも、余力のある俺は、完全にこの峠を克服した！
が、この頃、モリアーティは死に体。イノティアは根性でついてきてました。すげえよ、イノティア。

峠の最後、長めのトンネルを抜ければ、秦野に向かう下り坂。気分は湯けむり。
今回のツーリングに先立ち真っ先にチェックした、ゴールの秦野駅近くにある「万葉の湯」で、しばし極楽気分に浸る。で、反省会（と言う名の食事会）。